京写は23年3月期も大幅増益で増配予想

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 京写<6837>(東証スタンダード)は4月28日の取引時間終了後に22年3月期連結業績を発表した。家電関連や自動車関連などの需要が回復して大幅増収増益だった。23年3月期も需要が高水準に推移し、ベトナム子会社の生産拡大なども寄与して大幅増益予想、そして増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが、下値固め完了して反発の動きを強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。

■22年3月期大幅増益着地、23年3月期も大幅増益予想

 22年3月期の連結業績は、売上高が21年3月期比23.1%増の213億37百万円、営業利益が4.9倍の4億78百万円、経常利益が3.2倍の5億13百万円、親会社株主帰属当期純利益が2億89百万円の黒字(21年3月期は1億35百万円の赤字)だった。なお収益認識会計基準適用の影響はなかった。配当は復配の5円(期末一括)とした。

 主力のプリント配線板事業は、第4四半期に受注が足踏み状況となったものの、通期ベースではLED照明等の家電製品関連や自動車関連の需要が回復基調となった。実装関連事業は期前半に航空機や産業機器向けの受注が低迷したが、徐々に回復傾向となっている。利益面では、ベトナム子会社の生産開始に伴って減価償却費等の固定費が増加し、原材料価格高騰の影響も受けたが、大幅増収効果や生産性向上・業務効率化施策などの効果で吸収して大幅増益だった。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高が48億71百万円で営業利益が84百万円、第2四半期は売上高が53億15百万円で営業利益が1億66百万円、第3四半期は売上高が56億07百万円で営業利益が2億08百万円、第4四半期は売上高が55億44百万円で営業利益が20百万円だった。第4四半期は受注が足踏みの状況となった。

 23年3月期の連結業績予想は売上高が22年3月期比7.8%増の230億円、営業利益が46.2%増の7億円、経常利益が22.7%増の6億30百万円、親会社株主帰属当期純利益が24.5%増の3億60百万円としている。配当予想は1円増配の6円(期末一括)としている。

 コロナ禍影響の長期化、世界的な半導体不足による自動車等の減産、物流の混乱、原材料価格の高騰など先行き不透明感が強いが、23年3月期も需要が高水準に推移し、ベトナム子会社の生産拡大なども寄与して大幅増益予想、そして増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は下値固め完了

 株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが、下値固め完了して反発の動きを強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。4月28日の終値は348円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS25円12銭で算出)は約14倍、時価総額は約51億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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