高砂香料は利益予想などの増額修正が好感され大きく出直る

銘柄フラッシュ

■22年3月期の純利益は従来予想を44%上回る見込みに

 高砂香料工業<4914>(東証プライム)は5月2日、始値の2717円(100円高)を上値に一進一退だが、今年4月5日以来の2700円台を回復して大きく出直っている。前取引日の4月28日15時に2022年3月期の連結利益予想と配当予想の増額修正を発表し、買い先行となった。決算発表は5月16日頃の予定で、今期の展望などへの期待も強まっている。

 22年3月期の連結業績予想は、売上高については21年11月に開示した前回の予想に比べ1.8%下方修正したが、営業利益は同25.7%上回る見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同43.5%上回る見込みとした。為替差益の計上等もあった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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