村田製作所が続伸、自社株買い、連続最高益予想など好感され出直り強める

■決算発表の翌日は下げたが以後続伸し売り一巡の見方

 村田製作所<6981>(東証プライム)は5月16日、続伸基調で始まり、午前9時30分にかけては3%高の8368円(257円高)まで上げて出直りを強めている。今期も連続最高益を見込む決算と発行済株式総数の2.50%に相当する1600万株の自己株式取得(自社株買い)などに加え、前週末のNY株式市場で電子部品株が軒並み上げたことなどが好感されている。

 決算発表は4月28日で、翌日の株価は158円安だったが、以後は227円高、408円高と連日切り返して発表前の水準を上回った。決算を受け、手離したい向きの売りが一巡し需給が軽くなったとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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