【株式市場】日経平均は119円高となり2日続伸、後場は小動きとなりTOPIXは小反落

◆日経平均は2万6547円05銭(119円40銭高)、TOPIXは1863.26ポイント(0.94ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は15億49万株

 5月16日(月)後場の東京株式市場は、京セラ<6971>(東証プライム)などの電子部品株が軒並み最高益など好感されて前場上げたまま堅調に推移し、機械、精密機器の一角も業績が好感されて活況高。倉庫、空運は終日堅調に推移。ただ、後場一段高となった銘柄は少ない雰囲気で、日経平均は67円高で始まり、上げ幅100円前後で終盤まで一進一退を続けた。大引け、TOPIXは軟調になったが日経平均は値を保ち小幅続伸となった。

 後場は、レオパレス21<8848>(東証プライム)が一段高となり債務超過の解消見込みと今期業績予想など好感。ユーグレナ<2931>(東証プライム)は13時半頃まで一段ジリ高傾向を続け第1四半期決算など好感。日東工業<6651>(東証プライム)と三井松島ホールディングス<1518>(東証プライム)は高業績や増配など好感され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感され一段高。エフアンドエム<4771>(東証スタンダード)やアクリート<4395>(東証グロース)も高業績など好感され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は15億49万株(前引けは8億801万株)、売買代金は3兆1759億円(同1兆7247億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は634(前引けは515)銘柄、値下がり銘柄数は1172(同1278)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率上位は、倉庫運輸、サービス、情報通信、機械、空運、電気機器、鉱業、小売り、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る