イメージ ワン、スマートフォン等でRTK計測を実現する「viDoc RTK rover」の取り扱いを開始

■Pix4D社の無料アプリ「PIX4Dcatch」をインストールした端末で高精度な位置精度を持った画像データを取得可能

 イメージ ワン<2667>(東証スタンダード)は5月17日、UAV(ドローン)の使用が難しい現場などでスマートフォンやタブレット端末に予めインストールした無料アプリと組み合わせ、徒歩による画像撮影で数センチメートルの誤差で撮影位置精度を実現できるPix4D社の専用機器「viDoc RTK rover(開発元:vigramGmbH)」の取り扱いを開始したと発表。

■製品の概要

 viDoc RTK roverは、Pix4D社が提供している無料アプリ「PIX4Dcatch」がインストールされている対応端末と、Bluetoothでペアリングし、Ntrip方式のリアルタイム補正データ配信サービスを組み合わせることで、高精度の撮影位置を記録することができる新しい計測機器となる。

■取得した画像の処理

 viDoc RTK Roverを使って取得した画像は、PIX4Dmapperでも処理可能であるが、PIX4Dcatchの処理に最適化されたPIX4Dmatic(デスクトップ処理)、PIX4Dcloud もしくは PIX4Dcloud Advanced(クラウド処理)の利用を勧める。

※PIX4Dcloud/PIX4Dcloud Advancedは、2022年9月30日まで、処理枚数の制限なくクラウド処理利用が可能である。なお10月1日以降の利用ルールについては、別途Pix4D社のHPにて公開予定となる。

■利用用途

 viDoc RTK roverはUAV(ドローン)の飛行が困難な場所などの現場において、モバイル端末による画像取得から三次元データの作成までを実現することが可能となる。

■製品情報

 viDoc RTK roverは使用する端末により2種類の製品モデル(iPhone版、iPadPro版)がある。※価格はオープンプライス。
・viDoc RTK rover (iPhone版)同社型番:IM-VID-01-IPH
・viDoc RTK rover (iPadPro版)同社型番:IM-VID-01-PAD

■購入時の注意点

(1)viDoc RTK roverに使用できる端末はメーカーにて指定がある。
(2)安定したRTK測位が出来ない計測環境下では高精度の位置情報を取得することはできない。
(3)利用の端末、Ntripサービスの御手配、PIX4Dcatchのインストールは顧客にて実施。
(4)同製品は受注生産となっているため、予約販売方式での案内となる。

■建設・測量 生産性向上展(CSPI-EXPO 2022)

・会期=2022年5月25日(水)~5月27日(金)(10時~17時/最終日のみ16時)
・会場=幕張メッセ K-30ブース(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
・PRセミナー=5月26日 13:00~14:00 PRセミナーIII会場
 徒歩による三次元計測手法の新たな利活用
 〜UAVを”使わない”写真測量とモバイルマッピング〜
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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