【株式市場】日経平均は112円高、後場は強もみ合いを続け3日続伸

◆日経平均は2万6659円75銭(112円70銭高)、TOPIXは1866.71ポイント(3.45ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は13億2098万株

 5月17日(火)後場の東京株式市場は、上海のコロナ制限措置の6月解除に期待とされて安川電機<6506>(東証プライム)などの機械株やTDK<6762>(東証プライム)など電子部品株の一角が一段と強含み、今期も一段増益・増配予想を出した三井松島HD<1518>(東証プライム)はほとんどストップ高に貼りついて推移。INPEX<1605>(東証プライム)も一段水準を上げて推移。ただ、全般は個別物色との見方があり、日経平均は78円高で始まった後ジリ高気味に推移したが前場の高値は抜けず、大引けまで大きな動きがないまま3日続伸となった。

 後場は、日本碍子<5333>(東証プライム)と日本特殊陶業<5334>(東証プライム)が今期も増益予想で低PERなど言われて一段ジリ高で反発幅を広げ、モバイルファクトリー<3912>(東証プライム)は四半期好決算を再評価とされて一段高。コナミHD<9766>(東証プライム)は大手証券が目標株価を引き上げたとされ一段高。シダックス<4837>(東証スタンダード)は大引けにかけて前場の高値を抜き3日連続急伸。4月4日上場のセカンドサイトアナリティカ<5028>(東翔グロース)は今期も大幅増益の3月決算など好感され一時2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は13億2098万株(前引けは6億7468万株)、売買代金は2兆8190億円(同1兆4392億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1019(前引けは975)銘柄、値下がり銘柄数は760(同784)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、海運、石油石炭、その他製品、ゴム製品、パルプ紙、倉庫運輸、鉄鋼、卸売り、非鉄金属、空運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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