【株式市場】日経平均は508円安、5日ぶり反落だが後場は値を戻して推移

◆日経平均は2万6402円84銭(508円36銭安)、TOPIXは1860.08ポイント(24.61ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は12億6439万株

 5月19日(木)後場の東京株式市場は、昼の時間帯に米株価指数先物が夜間取引で上げているとされ、各業種の代表格銘柄が軒並み大きく値を戻して始まり、明治HD<2269>(東証プライム)や日本製鉄<5401>(東証プライム)、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)、日本航空<9201>(東証プライム)などは前日比でプラスに転換した。日経平均は前引けを100円以上上回って始まり、14時半頃までは下げげ幅400円台で推移し、大引けは500円安で5日ぶりの反落だが前場に比べて底堅い推移となった。

 後場は、三菱重工業<7011>(東証プライム)や石油資源開発<1662>(東証プライム)が資源安保・国益安保の政策銘柄とされて一段と強含み、三菱重は連日高値を更新。しまむら<8227>(東証プライム)は18日から設立69周年祭を順次スタートとあって記念配当などの株主還元などに期待する様子あり一段ジリ高。イメージ情報開発<3803>(東証グロース)は今期の大幅増益予想などへの評価強まるとされ中盤から一段と上げ一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億6439万株(前引けは6億3508万株)、売買代金は3兆164億円(同1兆5632億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は461(前引けは199)銘柄、値下がり銘柄数は1313(同1594)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種が値上がり(前引けは全33業種が値下がり)し、電力ガス、鉄鋼、高くなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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