テラスカイはクラウド関連で高人気、4月上場後3.2倍で足元休養、狙い場

株式市場 銘柄

チャート6 テラスカイ<3915>(東マ・売買単位100株)は、クラウドシステムの導入支援と開発事業を主な事業としている。ソリューション事業におけるエンタープライズ向けクラウドシステム構築が好調のほか製品導入数の増加(国内だけで1700社以上)などで2016年2月期は売上高20億400万円(前期比40.6%増)、営業利益1億9200万円(同19.3%増)、経常利益1億7600万円(同14.3%増)、当期純利益9300万円(同29.2%増)は最低、確保する見通しだ。

 今年4月に上場、初値7650円に対し直後に6890円まで下げたが、その後は一度も初値及び安値を下回ることなく推移。7月14日には2万4650円と初値に対し3.2倍に値を上げた。ただ、日足チャートでは2万4000円台で小さなダブルトップを形成したことで調整の展開となっている。上場後の高値と安値の「中間値」(1万5770円)を上回り買方の回転が効いていることから1万6000~1万7000円でしばらくモミ合って値を固めれば出直りに転じるものとみられる。押し目買いを奨めたい。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る