花王が業績予想を増額して後場急伸し上場来の高値

花王

 花王<4452>(東1)は13時に第2四半期累計業績(2015年1月から6月、連結)の利益予想を増額修正して発表し、営業利益は従来予想を20%引き上げて601億円の見込みとし、純利益は同じく31%引き上げて340億円の見込みとした。株価は発表前の6340円(53円安)前後から一気に6620円(227円高)まで上げ、上場来の高値を2日続けて更新した。

 売上高の見通しは0.7%減額して6952億円の見通しとしたが、利益面では、主に日本のヒューマンヘルスケア事業及びアジアのコンシューマープロダクツ事業の増収効果と、マーケティング費用などの発生が第3四半期以降にずれ込んだことなどが寄与した。第2四半期の決算発表は7月28日の予定。

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