インテリジェント ウェイブが連日高値、全体相場が大幅安のなか投資の基本・高業績などに注目強まる

■キャッシュレス化とともにクレジットカード業界向けなど拡大

 インテリジェント ウェイブ<4847>(東証プライム)は6月14日、続伸一段高となり、午前9時40分にかけては736円(16円高)まで上げて年初来の高値を3日連続更新している。主要な事業領域にクレジットカード業界向けのシステム構築があり、キャッシュレス化の広がりとともに事業も拡大。業績は好調。全体相場が大幅続落模様(日経平均は500円安)の中、「株式投資の基本である業績に立ち返ると同社への注目が強まる」(株式市場関係者)との見方が出ている。

 中期的な経営目標として、2024年6月期の売上高を150億円、営業利益率15%とする、「15ALL(フィフティーンオール)」を掲げている。24年6月期の営業利益は22.5億円と、21年6月期実績のほぼ倍増を計画する。同社が強みをもつ決済業務に係るシステム開発事業を基礎として、クラウドサービス事業の成長による収益力強化と、さらに金融以外の産業の顧客のDXに貢献するIT基盤の提供による事業領域の拡大を進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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