ロート製薬が後場一段と強含む、VTuber(ブイチューバー)交流拠点を設置、意外感、期待強まる

■「ロートバーチャルラボ」、YouTube動画の配信部屋も設置、新PR戦略か

 ロート製薬<4527>(東証プライム)は6月14日の後場、一段と強含み、13時過ぎには3525円(115円高)まで上げて出直り幅を広げ、取引時間中としては5月26日以来の3500円台となっている。13日付で、VTuber(ブイチューバー)同士が交流できるスペースや、YouTube動画の配信部屋などを設けた交流拠点「ロートバーチャルラボ」を10日に設立したと発表しており、意外感から注目する様子がある。新たなPR戦略として注目されている。

 「ロートバーチャルラボ」では、バーチャル空間の中で、展示棚から商品を手に取って行う商品紹介や、他のVTuberを招待したコラボ企画など、様々な配信が可能になるという。業績が好調で連続最高益基調のため、全体相場が大幅続落模様となっている中では買い安心感がある。また、全体相場を取り巻く環境が良くない局面では薬品・食品株などにディフェンシブ(防御)買いが入りやすいとされるため、注目度が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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