【銘柄フラッシュ】総医研HDが急伸し帝国ホテルなどホテル株も活況高

銘柄

 24日は、ソニー<6758>(東1)が一時1.6%高となり、対ユーロで136円台に入る円安などが好感されて一時6月30日以来の3700円台を回復し、大引けも1.0%高。一方、コマツ<6301>(東1)は米国で同業大手キャタピラー社が業績予想を減額したことが手控え材料になり1.6%安、日立建機<6305>(東1)も1.5%安となり、レンタルの西尾レントオール<9699>(東1)も1.5%安となった。

 旅行会社のKNT-CTホールディングス<9726>(東1)が業績予想の増額修正などを材料に朝方18.7%高と急伸し大引けも12.1%高。数日前、訪日旅行客の激増が伝えられたことも手伝い、昨年1月から続く調整相場終了と強気の見方も。ホテル株も総じて朝から高く、帝国ホテル<9708>(東2)は14時の四半期決算発表後に一段高の場面があり5.8%高、京都ホテル<9723>(東2)は9.1%高、ホテルニューグランド<9720>(JQS)は2.8%高。

 大和コンピューター<3816>(JQS)は植物工場などを展開するグリーンクロックスとの提携が連日好感されて5日連続ストップ高の21.2%高となり、レアジョブ<6096>(東マ)は引き続き三井物産<8031>(東1)との提携などが材料視されて2日連続ストップ高の22.5%高。クリエアナブキ<4336>(JQS)は首都圏で人材サービスを行う持分会社の子会社化などが好感されて16.9%ストップ高。

 KLab<3656>(東1)は新3Dアクションゲームの配信開始などが期待されて12.5%高、総医研ホールディングス(総医研HD)<2385>(東マ)は子会社の機能性表示食品などが材料視され27.5%高の急伸となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る