ニトリHDは第1四半期減益だったが堅調に始まる、円安、燃料高などの影響は予想内の様子

ニトリ

■今期は決算期変更にともない22年2月から23年3月まで13か月決算

 ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東証プライム)は7月4日、反発基調で始まり、取引開始後は1万3020円(400円高)まで上げて出直っている。1日の15時に発表した第1四半期連結決算(2022年2~5月)が前年同期比で営業利益13.7%減、経常利益14.9%減となったものの、2月以降の急激な円安、燃料高などの影響は予想内と受け止められているようだ。

 第1四半期の連結売上高は同0.6%増加した。同社にとって円安は逆風になり、燃料高も輸送・配送コストの上昇につながるため、2月以降の影響が注目されていた。今期・2023年3月期は決算期変更にともない、22年2月21日から23年3月31日まで13ヵ月間の決算となる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る