【株式市場】日経平均は朝方323円高まで上げ149円高、電力、自動車など高くKDDIは切り返す

◆日経平均は2万6085円07銭(149円45銭高)、TOPIXは1863.67ポイント(18.63ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億5025万株

 7月4日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株反発などを受けて自動車、機械株などが高く始まり、値がさ半導体株も総じて堅調に推移。東京電力HD<9501>(東証プライム)が活況高となり、三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社も高い。大規模通信障害が起きたKDDI<9433>(東証プライム)は取引開始直後の4%安を下値に切り返して前引けは1.8%安。日経平均は151円高で始まり、午前9時30分頃の323円24銭高(2万6258円86銭)を上値にダレ模様となったが、前引けも2万6000円を保ち反発基調となった。

 値がさ半導体株の中では東京エレクトロン<8035>(東証プライム)が安く、米マイクロン・テクノロジーの四半期決算がふるわなかったとされたが、朝安の後は回復歩調。東京エネシス<1945>(東証プライム)や桂川電機<6416>(東証スタンダード)、助川電気工業<7711>(東証スタンダード)は原発再稼働への期待強いとされ連想買い波及。ワークマン<7564>(東証スタンダード)は月次好調で一段高。メドレックス<4586>(東証グロース)はアルツハイマー治療貼付剤をカバーする技術に関する特許取得など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は5億5025万株、売買代金は1兆2830億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1371銘柄、値下がり銘柄数は407銘柄。

 また、東証33業種別指数は保険と石油石炭を除く31業種が値上がりし、電力ガス、卸売り、サービス、その他金融、輸送用機器、証券商品先物、鉱業、医薬品、小売り、その他製品、情報通信、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る