クリーク・アンド・リバー社が2年連続で「甲冑競馬」「神旗争奪戦」などの『相馬野馬追』をライブ配信へ、昨年は2万6000名が視聴!

■企画・運営・プロデュースなど、スマホやZoomを活かし中継

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は7月20日午後、甲冑を着けた数百騎の騎馬武者が力強く勇壮に野原を疾走する伝統行事「相馬野馬追」(そうま のまおい、7月22~25日、福島県南相馬市周辺で開催)の「YouTubeLIVE」及び「Facebook」ライブ配信の企画・運営・プロデュースを2年連続で担当すると発表した。昨年は2万6000名が視聴したという。

■配信は7/23(土)~25(月)、3年ぶりに通常開催

 本神事は、昨年及び一昨年と、コロナ禍の影響で規模を大幅に縮小した「御省略野馬追(ごしょうりゃくのまおい)」として執り行われた。今年は3年ぶりの通常開催として、「出陣式」から「甲冑(かっちゅう)競馬」、「神旗(しんき)争奪戦」、「野馬懸(のまかけ)」まで、すべての行事を有観客開催する。(新型コロナウイルスの今後の拡大により、変更の場合あり)

■相馬野馬追(そうま のまおい)とは

 1000年以上前、相馬氏の遠祖とされる平将門が下総国小金ヶ原(現在の千葉県北西部)に放した野馬を敵兵に見立てて軍事演習に応用したことに始まったと伝えられている。馬を追う「野馬懸」、雲雀ヶ原祭場地にて行われる「甲冑競馬」「神旗争奪戦」、騎馬武者が街を行進する「お行列」等の神事からなる毎年夏に行われる祭礼。

 その後、相馬重胤(しげたね)が現在の南相馬市に移ってからも、代々の領主がこの行事を伝承。野馬を奉納し、相馬地方の平和と安寧を祈る神事として、怠ることなく野馬追が行われてきた。甲冑を着けた数百騎の騎馬武者が、腰に太刀、背に旗指物をつけて力強く勇壮に野原を疾走する姿は勇猛で、1978年には国の重要無形民俗文化財となっている。

 昨年は、史上初の試みとして、無観客の「御省略野馬追」を3日間のべ11時間以上にわたり、YouTubeやFacebookでライブ中継した。神社社殿内部からの映像や騎馬武者たちが街中を練り歩く様子などを業務用カメラだけでなく複数台のスマートフォンで撮影を行い、Web会議アプリ「Zoom」を使ってマスターブースまで配信。そこでスイッチングしながら途切れることなく中継を続け、トータルで2万6000名以上が視聴した。

 視聴とともにリアルタイムのコメントも活況で、新しい相馬野馬追の楽しみ方を提案した。今年は、コロナ禍後初の通常開催で、南相馬観光協会、相馬野馬追執行委員会、C&R社のプロジェクトメンバーや布陣を充実し、去年以上に臨場感あるライブ配信をめざす。

 本配信では、23日の相馬中村神社[相馬市]での「総大将出陣式」、24日の雲雀ケ原祭場地[南相馬市]を目指す「お行列」、そして、祭場地での「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」、25日の相馬小高神社[南相馬市]での「野馬懸」などをライブ中継する。さらに、番組中には事前収録した野馬追関係者のインタビューを織り交ぜ、飽きずに楽しめる構成となっている。

■「令和4年、相馬野馬追」スケジュール
・7月22日(金);ライブ配信無し
 安全祈願祭/総大将初陣祝いの宴
・7月23日(土):ライブ配信7:30~
 御発輦祭/出陣式/お繰り出し/総大将お迎え/宵乗競馬
・7月24日(日):ライブ配信8:00~
 お行列/甲冑競馬/神旗争奪戦/お上がり行列
・7月25日(月):ライブ配信8:30~
 野馬懸
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る