【株式市場】日経平均は146円高となり反発基調、中国の反応いまのところ想定内の見方

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7740円97銭(146円24銭高)、TOPIXは1927.50ポイント(2.01ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し6億1279万株

 8月3日(水)前場の東京株式市場は、米下院議長の2日夜の台湾訪問に対し中国の反応が想定内にとどまっているとされ、株価指数の先物や主力株の一角が反発に転じ、空運、海運、電気精密、機械、大手商社株などが高い。ただ値下がり銘柄数が多い。四半期好決算が好調だった山崎製パン<2212>(東証プライム)、業績予想の増額も発表したダイキン工業<6367>(東証プライム)などは活況高。日経平均は78円高で始まり、午前9時30分頃の242円90銭高(2万7837円63銭)を上値として堅調に推移し、前引けは149円高となった。

 イリソ電子工業<6908>(東証プライム)は第1四半期決算を受け証券会社の目標株価引き上げが伝えられ急伸しストップ高。サンリオ<8136>(東証プライム)は業績予想の増額も加わり2015年以来の高値。アルメディオ<7859>(東証スタンダード)は第1四半期の黒字転換が好感されストップ高。アズーム<3496>(東証グロース)は第3四半期決算など好感され1ヵ月ぶりに上場来の高値。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し6億1279万株、売買代金は1兆5020億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は591銘柄、値下がり銘柄数は1156銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、精密機器、海運、機械、電気機器、空運、保険、鉱業、卸売り、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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