日本郵船は9月中間配当を1株350円引き上げ1000円の予定に

株式市場 銘柄

■3月期末配当も増額、業績予想も全体に大幅増額修正

 日本郵船<9101>(東証プライム)は8月3日正午に第1四半期決算短信(連結)と業績予想、配当予想の増額修正を発表した。株価は一段強含んで始まり、後場寄り後は1万9900円(240円高)まで上げて出直りを強めている。

 9月中間配当は、期初時点の予想から1株当たり350円引き上げて1000円とする予定とした。また、3月期末配当金については、5月の株式分割発表時に1株135円の予定としたものを、今回10円引き上げて145円の予定とした。

■10月1日を基準日とする株式3分割を発表済み

 同社は2022年9月30日を基準日、及び同年10月1日を効力発生日として普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行うと5月に発表している。

 第2四半期(2022年4~9月・累計)の連結業績予想、及び3月通期の連結業績予想を全体に大幅増額修正し、第2四半期累計期間の売上高は従来予想を1400億円(12.1%)上回る1兆3000億円の見込みとし、3月通期の連結売上高は従来予想を2000億円(8.7%)上回る2兆5000億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る