【株式市場】日経平均は73円高、後場寄り後に103円高まで上げ4日続伸

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8249円24銭(73円37銭高)、TOPIXは1951.41ポイント(4.24ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億2335万株

 8月8日(月)後場の東京株式市場は、鉄鋼株が一段と強含み、トヨタ自<7203>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)は下げ幅を縮め、米国景気への期待が強まる様子となり、前場活況高のレーザーテック<6920>(東証プライム)は引き続き決算内容など好感され一段ジリ高。岩谷産<8088>(東証プライム)は13時の四半期決算発表後に一段高。日経平均は89円高で始まり、直後に103円25銭高(2万8279円12銭)まで上げ、後一進一退を続けたが大引けも堅調で4日続伸となった。

 後場は、大引け後に四半期決算発表を控える東京エレクトロン<8035>(東証プライム)が一段ジリ高となり、前週末のレーザーテックの好決算を受け期待高揚の見方。日本冶金工業<5480>(東証プライム)、三井松島ホールディングス<1518>(東証プライム)も四半期決算や業績予想の増額など好感されて前場ストップ高まで上げ、後場は大引けまで買い気配。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東証プライム)もストップ高。アップルインターナショナル<2788>(東証スタンダード)、名村造船所<7014>(東証スタンダード)は前後場とも終日ストップ高買い気配。シンバイオ製薬<4582>(東証グロース)は前場ストップ高となり後場は大引けまでストップ高買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は11億2335万株(前引けは5億9463万株)、売買代金は2兆7090億円(同1兆4465億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は894(前引けは781)銘柄、値下がり銘柄数は867(同964)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油石炭、金属製品、医薬品、銀行、鉄鋼、電力ガス、非鉄金属、ゴム製品、水産農林、倉庫運輸、卸売り、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る