【株式市場】日経平均は次第に下げ249円安、終値で8月4日以来の2万8000円割れ

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7999円96銭(249円28銭安)、TOPIXは1937.02ポイント(14.39ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は11億2524万株

 8月9日(火)後場の東京株式市場は、昼12時30分に四半期決算を発表した東レ<3402>(東証プライム)が急伸商状で始まり、同じくTAC<4319>(東証スタンダード)も強含んで推移。13時に発表した日本紙パルプ商事<8032>(東証プライム)も一段高。好業績株の売買活発。日経平均は253円安で始まり、四半期決算が赤字だったソフトバンクG<9984>(東証プライム)が一段安となったことなどで13時過ぎに282円33銭安(2万7966円91銭)まで下押したが、あとは大引けまで下げ渋った。終値で8月4日以来の2万8000円割れとなった。

 後場は、セレス<3696>(東証プライム)が一段と強含み、第2四半期決算など好感。BEENOS<3328>(東証プライム)は第3四半期決算など好感され一段高。AMGホールディングス<8891>(東証スタンダード)は吸収地盤の(株)川﨑ハウジングの子会社化など好感されて一段高。光ビジネスフォーム<3948>(東証スタンダード)は第2四半期の大幅増益と自社株買いなど好感され朝から大引けまでストップ高買い気配。Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は東南アジア事業好調など言われ一段ジリ高。JTOWER<4485>(東証グロース)は第1四半期の大幅増益など好感され一段高。ニューラルポケット<4056>(東証グロース)は今期大幅増益を見込む業績予想への期待など言われ一段ジリ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億2524万株(前引けは5億8451万株)、売買代金は2兆8775億円(同1兆5718億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は581(前引けは555)銘柄、値下がり銘柄数は1198(同1203)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位は、繊維製品、鉱業、石油石炭、海運、空運、保険、精密機器、証券商品先物、非鉄金属、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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