三井物産は原料炭事業会社の持分売却が好感され一段と出直って始まる

銘柄フラッシュ

■朝発表、売却益は380百万米ドル

 三井物産<8031>(東証プライム)は8月12日、一段と出直って始まり、取引開始後は3084.0円(99.5円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。朝7時30分、「オーストラリアにおける原料炭事業会社株式の持分売却」を発表し、売却益380百万米ドルは5月2日に公表した今期・2023年3月期の業績予想には織り込まれていないとしたため、1株利益の増大などに期待が強まっている。

 発表によると、同社と豪州三井物産株式会社は、豪州の炭鉱会社Stanmore SMC Pty Ltd社(SMC事業)の株式20%を共同保有しているが、今般、その株式すべてを売却することとした。事業ポートフォリオ再構築の一環として売却するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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