ゴールドウインが一段高、第2四半期の業績予想の大幅増額など好感、通期予想にも期待強まる

■第1四半期は利益倍増、通期の業績予想は据え置くが注目のマトに

 ゴールドウイン<8111>(東証プライム)は8月18日、一段高となり、午前10時過ぎに8870円(240円高)まで上げた後も8800円台で推移し、2019年以来の高値に進んでいる。8月5日に発表した第1四半期連結決算(2022年4~6月)の営業・経常利益が前年同期のほぼ2倍になるなど大幅増益となり、第2四半期累計期間の連結業績予想を大幅に増額修正。3月通期予想は「不透明」として据え置いたが、遠くない時期に増額するとの期待が強まっている。

 第1四半期は、『THE NORTH FACE』を中心としたアウトドア関連商材の販売が好調に推移した。第2四半期累計期間(2022年4~9月)の連結業績予想は、5月に開示した従来予想に対し、売上高を4.7%上回る444億円の見込みに見直し、経常利益は55.3%上回る59億円の見込みに、親会社株主に帰属する四半期純利益も55.3%上回る41.3億円の見込みに見直した。東海東京調査センターは目標株価を300円引き上げて1万600円に見直したと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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