長野銀行が急伸、八十二銀行との経営統合が好感され一時21%高

■2023年6月1日メドに八十二銀行を完全親会社として統合を協議

 長野銀行<8521>(東証スタンダード)は9月29日の後場、14%高の1380円(171円高)で始まり、前場の一時21%高(251円高の1460円)には及ばないが急伸商状となっている。28日の15時、八十二銀行<8359>(東証プライム)と連名で「経営統合に関する基本合意」を発表し、効率化の促進などに期待が強まった。2023年6月1日をメドに、八十二銀行を完全親会社、長野銀行を完全子会社とする方向で協議・検討を進めるとした。両行は、ともに長野県に本店を置く。八十二銀行も高い。

 株式交換比率は、今後実施する予定のデュー・ディリジェンスの結果や、両行がそれぞれ起用する第三者算定機関による株式交換比率算定の結果など、諸要素を踏まえて、両行で誠実に協議の上、本経営統合に係る最終契約にて合意するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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