【銘柄紹介】愛知製鋼は「よきクルマはよきハガネから」追い求める車関連、低PBRに見直し

銘柄紹介

愛知製鋼<5482>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。今期予想は保守的と見られており中期的に注目したい。

同社は、鋼材、鍛造品、電磁品の製造と販売を手掛けている。1940年、「よきクルマはよきハガネから」の理念から同社は誕生。同社を創業した豊田喜一郎の研究と創造への精神が流れ受け継がれ、自動車産業はもとより、産業機械・エレクトロニクス・建設・医療・農業など暮らしの中で利用される高品質の製品を生み出している。さらに健全なる企業活動とともに、オンリーワンテクノロジーの創造で社会・地球の持続可能な発展と、豊かな未来の追求に貢献する「存在価値ある世界企業」を目指している。

昨年後半からの原油価格下落に伴う電力・燃料価格の値下がりが期待できる一方、円安の定着による資源価格の高止まり、特殊鋼の販売価格下落や鉄スクラップ価格の上昇リスクなど、引き続き厳しい環境が続くと予想している。

今2016年3月期第2四半期業績予想は、売上高1170億(前年同期比1.7%減)、営業利益52億円(同13.0%増)、経常利益51億円(同6.3%増)、純利益32億円(同33.6%増)を見込んでいる。第2四半期末配当予想は5円継続を予定している。

通期業績予想は、売上高2437億円(前期比1.3%増)、営業利益110億円(同3.6%増)、経常利益104億円(同6.7%減)、純利益66億円(同9.6%増)を見込んでいる。期末配当予想は5円継続を予定している。

株価は、3月18日につけた年初来の高値618円から7月9日安値476円まで調整を挟んで7月21日高値559円と上昇。その後、モミ合っている。

16日付で東海東京調査センターでは投資判断「アウトパフォーム」継続、目標株価670円を据え置いているが、同調査センターでは、今16年3月期の会社側計画は鋼材販売価格や原料購入価格の変動の影響などを慎重に織り込みやや保守的と観測しており、31日に予定される第1四半期決算の発表に期待感が高まる。PBR0.70倍と割り負けしており注目したい。

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