Jトラストの月次動向(9月)はJトラスト銀行インドネシアの拡大目立ち韓国、カンボジアも好調

Jトラスト 8508

■Jトラスト銀行インドネシアは前月比7.6%増加し前年同期の2倍に

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)が10月11日の夕方に発表した9月の月次動向「月次データ推移<速報値>」は、第2四半期決算で計画を前倒して黒字化した東南アジア金融事業の中核銀行「Jトラスト銀行インドネシア」の銀行業における貸出金残高が17兆6064億ルピア(前月比7.6%増加、前年同月の2.06倍)となり、引き続き拡大が目立った。

 東南アジア金融事業では、カンボジアを拠点とするJトラストロイヤル銀行も堅調で、動行の銀行業における貸出金残高は9億8000万ドル(前月比0.3%減、前年同月比13.2%増)となった。

 国内金融事業では、中核となる(株)日本保証の債務保証残高が2072億円(前月比0.4%増加、前年同月比1.4%増加)となり、前月比では2ヵ月連続増加し2021年3月以来の高水準に達した。

 また、韓国及びモンゴル金融事業では、JT親愛貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高が2兆7181億ウオン(前月比1.1%減、前年同月比21.6%増加)となり、前年同月比では期初の1月から拡大が続いている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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