サンリオが一時ストップ高、第2四半期の営業利益など予想を6割上回り通期予想を大幅に増額修正

■配当も増配し期末配当は前回予想比5円増の15円に

 サンリオ<8136>(東証プライム)は11月7日、飛び出すように一段高となり、午前9時30分にかけて一時ストップ高の4650円(700円高)まで上げ、2014年以来の高値に進んでいる。前週末取引日・4日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)の営業・経常利益が今年8月に発表した従来予想を6割上回るなど大幅に伸び、今3月期の業績予想の大幅な増額修正なども発表し、取引開始から買い集中となった。

 22年4~9月・累計の連結営業利益は従来予想を62.0%上回る53.46億円だった。今3月期・通期の連結業績見通しは、従来予想に対し売上高を8.5%上積みして623億円に、営業利益は48.9%上積みして70億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は60.0%上積みして40億円に、各々増額修正した。、営業利益は中期経営計画の最終年度である24年3月期の計画値を上回ることになる。

 また、配当は、9月中間配当(第2四半期末)を1株につき前回予想の10円から5円増配の15円に、また、期末配当は、前回予想の10円から5円増配の15円に各々増配するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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