本日上場のPCIホールディングスは買い気配を上げ好スタート

株式市場 IPO 鐘

 本日新規上場となったPCIホールディングス<3918>(東マ、売買単位100株)は自動車向けの組み込みソフト開発や技術者派遣などを行い、買い気配でスタート。9時10分過ぎには公開価格2530円に対し5%高は2657円の買い気配でまだ初値はついていない。

 2015年9月期の連結業績見込みは、売上高が前期比8.6%増の75.0億円、営業利益が同2.8倍の5.0億円と好調で、純利益は前期に繰り延べ税金資産を計上した反動で同37.7%減の2.8億円、1株利益は200円34銭。配当は期末に70円ちょうどを予定する。

 公開価格でのPERは12.6倍になり、類似銘柄とされるSCSK<9719>(東1)の20倍台前半、富士ソフト<9749>(東1)の19倍前後と比べて割安になる。

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