ホットランドが急伸、第3四半期の営業利益4倍、通期予想の増額修正など好感される

■「築地銀だこ」「ギンダコハイボール酒場」など好調、為替差益も計上

 ホットランド<3196>(東証プライム)は11月15日、急反発となって年初来の高値を更新し、午前9時台に8%高の1491円(112円高)まで上げた後も1470円前後で2019年以来の高値に進んでいる。「築地銀だこ」や「ギンダコハイボール酒場」などを展開し、14日の15時に発表した第3四半期連結決算(2022年1~9月・累計)が前年同期比で売上高13.2%増加、営業利益4.1倍と大幅に回復、今期・22年12月期の連結業績予想を増額修正したことなどが好感されている。為替差益も計上した。

 今12月期の連結業績予想は、4月以降の売上高が堅調に推移していること、新型コロナ拡大防止協力金および為替予約の時価評価による為替差益等が計上されたことから、営業利益は従来予想を11.1%上回る20億円の見込みに見直し、経常利益は同71.4%上回る30億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同87.5%上回る15億円の見込みに、各々引き上げた。為替差益はインドネシアなどでの海外展開や冷凍たこ焼きの輸出などにともなう。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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