【銘柄紹介】コラボスはコールセンター向けクラウドサービスの最大手、業績好調で株価上場来高値

銘柄紹介

<歩み>

コラボス<3908>(東マ・売買単位100株)は、2001年10月設立で今年14年となる。上場は2015年3月。本社は東京都千代田区。

<規模・銘柄特性>

年商約15億円、営業利益約2億円、従業員数約70名。営業利益率約14%、発行済株式数は約70万株の小型。外国人投資家、投信などの保有はまだ少ない。1株利益は約200円、自己資本比率は74.9%、配当は内部留保優先で無配。マーケットでは、クラウド関連、コールセンター、テレマーケティング関連としての人気で注目されやすい。

<事業内容・強さ・特徴>

クラウドサービスによるCRM・CTIシステムを低コスト・短期間で構築し、コールセンター設置のサポートを行う。CTIシステムは、顧客情報や取引内容などをまとめる、「CRM」(顧客関係管理)と併用することでコールセンター業務の効率化を可能にする電話とコンピュータを統合するためのシステムである。初期導入費用と運用課金が収入源となっている。主力商品であるIPネットワークを利用した電話交換機機能をクラウドで提供するインバウンド関連向けのサービス『@nyplace』のコールセンター席数は4703席である。

<業績推移>

2015年3月期は売上9.2%増の14億8200万円、営業利益41.2%増の2億0500万円、純益26.8%増の1億0700万円の成績。2016年3月期は売上10.0%増の16億3000万円、営業利益6.9%増の2億2000万円、純益28.0%増益の1億3700万円、1株利益197.2円の見通し。

同社が属するクラウドサービス市場は、スマートフォンやタブレット端末などの通信端末の普及拡大や各通信事業者の相次ぐ高速通信回線の提供に伴って、クラウドコンピューティングやビッグデータに対するさまざまなサービス形態が登場し、平成26年度総務省「情報通信白書」によると、平成25年末の国内におけるクラウドサービス利用状況は、全体の33.1%(平成24年28.2% 前年比4.9%増加)が利用しており、クラウドサービスに対して慎重であった企業の心境変化等も手伝って、市場は拡大している。事業環境は明るいとみられる。

<株価推移と展望>

今年3月の新規上場時初値は8600円で5月19日に4420円まで調整した。その後、6月5日に8170円と買われたものの、上場時高値8750円に対し二番天井形成とみられ再度軟調となったが7月31日には一気に1万0290円と上場来高値に進んでいる。
クラウド市場及びコールセンターの拡大を背景に高成長が期待され新高値に進んでいることから動きに勢いが加わっており1万5000円前後へ上値を伸ばすものとみられる。

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