富山第一銀行は値上がり率上位で年初来の高値を更新、日医工にからむ気迷い払拭の見方

銘柄

■4~9月の経常利益は前年同期比56%増加

 富山第一銀行<7184>(東証プライム)は11月25日、一段高の4日続伸基調で始まり、取引開始後は7%高の455円(31円高)まで上げ、6月につけた年初来の高値450円を更新、東証プライム銘柄の値上がり率3位に躍進する場面があった。第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)の経常収益28%増加。このところは、日医工<4541>(東証プライム)の経営問題の進展を受け、ほくほくフィナンシャルグループ<8377>(東証プライム)の北陸銀行とともに11月中旬から出直り相場に転じて続伸基調となっており、好業績を投影できる相場になってきたとの見方が出ている。

 4~9月の経常利益は前年同期比56%増の40.5億円だった。今3月期・通期の経常利益の予想は据え置き51.0億円の見込みのため、通期の予想達成に向けて余裕の展開になる可能性が広がってきたようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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