【株式市場】日経平均は96円安、NY休場、円高の中、旅行関連株などは高い

◆日経平均は2万8286円94銭(96円15銭安)、TOPIXは2016.23ポイント(2.57ポイント安)、出来高概算(東証プライム)5億1389万株

 11月25日(金)前場の東京株式市場は、NY株式が休場だったため円高を受けてホンダ<7267>(東証プライム)などの値動きが重く、ファナック<6954>(東証プライム)などは軟調に推移した一方、「全国旅行支援」の延長の可能性などを受けてJR東日本<9020>(東証プライム)や日本航空<9201>(東証プライム)などは堅調に推移。投資判断の引き上げなどでINPEX<1605>(東証プライム)、東京海上HD<8766>(東証プライム)なども高い。日経平均は始値の2万8398円77銭(15円68銭高)を高値に軟調もみ合いとなり、109円46銭安(2万8273円63銭)まで軟化し、前引けも軟調で反落模様となった。

 今仙電機製作所<7266>(東証プライム)が自社株買いの発表を好感されて一段高となり、日医工<4541>(東証プライム)は25日に債権者の再協議開催とされて期待高。ウインテスト<6721>(東証スタンダード)は水素ナノバブル洗浄水への取組などの材料に加え新株予約権に絡む動きありとの見方があり再び急伸。アミタホールディングス<2195>(東証グロース)は引き続き循環型資源活用にかかわる事業提携など好感されて一段高。

 新規上場のtripla<5136>(東証グロース)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは1360円の買い気配(公開価格は800円)。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1389万株、売買代金は1兆2719億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は902銘柄、値下がり銘柄数は816銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、電力ガス、鉱業、空運、保険、陸運、その他金融、銀行、食料品、パルプ紙、水産農林、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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