トヨタ急落、7月9日安値攻防に焦点、政権支持率低下で需給悪化の見方も

トヨタ TOYOTA

チャート7 トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)が急落、直近安値攻防が焦点となっている。第1四半期決算を発表、16年3月期通期見通しを売上では上方修正したが利益は据え置いたことで131円安の7990円と8000円を割って寄付き、257円安の7864円まで下げた。前場終値は7953円で戻りは鈍い。

 今日の急落で、去る7月9日の直近安値7630円に対し二番底となるかどうかに関心が移ってきた。予想1株利益714.9円で、今日の安値でのPERは11.0倍とPERからは下値は乏しいとみられるが、期待が大きかった分、シコリが多く、上値を圧迫しそうだ。また、アベノミクスの本命的銘柄であり、安倍政権の支持率が低下していることから持株は手放しておきたいとの雰囲気も高まっているようだ。

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