クリーク・アンド・リバー社、テレビ番組の企画・制作など行うシオングループを子会社化

■「とりわけバラエティ番組で知られ」両社の強味など融合し新たな価値を創造

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は1月11日の15時、テレビ番組の企画・制作などを行う株式会社シオングループ(東京都千代田区)の株式取得による子会社化を発表し、同時に自己株式の取得(自社株買い)、第3四半期決算も発表した。

 (株)シオングループは、テレビ番組の企画・制作を行う株式会社シオン、および人材サービスを行う株式会社シオンステージで構成されており、「とりわけバラエティ番組の企画・制作で知られる」(16時からの決算説明会に登場したクリーク・アンド・リバー社の井川幸広社長)。業界における高い知名度とコネクションを有する企業グループ。

 今般の子会社化により、当社の持つテレビ・映像分野の人材ネットワークの強化、および番組企画・開発力におけるシナジー発揮を目指していくとともに、クリーク・アンド・リバー社の持つ豊富なプロフェッショナル・ネットワークとの融合による新たな価値創造により、社会に貢献していくことを目指していくとした。

■第3四半期連結決算は売上高・営業利益など3~11月として最高を更新

 自己株式の取得(自社株買い)は、取得する株式の総数26万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の1.2%)、取得総額5.0億円を各上限とし、2023年1月12日から同年2月28日まで実施するとした。

 第3四半期の連結決算(2022年3月から11月・累計)は、売上高および営業利益などがこの期間としての最高を更新し、売上高は332.24億円(前年同期比6.2%増)、営業利益は33.20億円(同10.3%増)などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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