トレジャー・ファクトリーが業績予想と期末配当予想を増額修正し2月期末配当は前期比11円増の20円に

■リユース需要など引き続き強く第3四半期まで計画を上回る推移

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は1月12日の15時に今期・2023年2月期の通期の連結業績予想と期末配当予想の増額修正を発表し、22年10月に公表した予想に対し、売上高は予想を4.3%上回る276.67億円の見込み(前期比18.7%増)に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を23.6%上回る15.08億円の見込み(前期の約2.1倍)に見直した。

 連結営業利益の予想は従来予想を22.3%上回る23.76億円見込み(前期の約2.4倍)に見直した。リユースへの需要は引き続き強く推移し、既存店の売り上げも高い伸びを見せ、第3四半期累計期間(2022年3~11月)の連結売上高が前年同期比20.7%増加し、経常利益率も9.5%と前年同期から大きく改善し、営業利益、経常利益は第3四半期までで20億円に迫る水準となり、計画を上回る進捗となった。

 こうした推移を受け、今2月期の期末配当予想は、22年10月に1株当たり5円の増額修正を行ったのに続き、このたび、前回予想からさらに5円増額の20円(前期比では11円の増配)とすることとした。8月中間配当は、8月に上方修正のうえ、前期比4円増配の12円を実施済み。これにより、年間配当は前期から15円増額の32円の予定となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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