大和ハウスは昨年来の安値圏から続伸基調、証券会社の「目標株価」など好感

大和ハウス

■国内受注の好調、米インフレ減速効果など指摘され注目再燃

 大和ハウス工業<1925>(東証プライム)は1月18日、続伸基調となり、3031.0円(60円高)まで上げた後も堅調で、昨年来の安値圏から2日続けて浮揚している。同社株の投資判断を17日付でモルガン・スタンレーMUFG証券が引き上げたと伝えられ、買い材料視されている。国内受注の好調、米インフレ減速による資材価格高騰の影響の鈍化、などに注目しているもよう。目標株価は400円引き上げて3700円に変更と伝えられた。

 同社の売上高は4兆円を超えるため、個々の製品や事業の動向が直接業績や株価に寄与する度合いは小さいが、1月1日から花粉のアレル物質の作用を最大99.4%低減することを確認したコーティング材などを採用した「リフレッシュエアルーム」を商業施設やホテル向けに発売すると発表している。ホテルや商業施設などでも、快適な空気環境を整備することが重要となっていることなどに対応する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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