コラボスの第1四半期は、主力商品である@nyplaceを中心に順調に推移

■第2四半期業績予想に対する進捗率は高いことから、上方修正が期待できる

 コラボス<3908>(東マ)の第1四半期は、主力商品である@nyplaceを中心に順調に推移した。

 同社はコールセンター向けにクラウドサービスを提供している。中でも主力商品である@nyplace(IPネットワークを利用した電話交換機機能をクラウドで提供するインバウンド向けのサービ ス)を中心に売上高は順調に推移しており、COLLABOS PHONE(インターネット環境を利用したソフトフォンをベースとした電話交換機機能をクラウドで提供するサービス)やCOLLABOS CRM(コールセンター業務に特化したインバウンド向け顧客管理システムをクラウドで提供するサービス)、COLLABOS CRM Outbound Edition(コールセンター業務に特化したアウトバウンド向け顧客管理システムをクラウドで提供するサービス)等のユーザビリティの高い商品もそれぞれ順調に推移した。

 その結果、第1四半期業績は、売上高3億83百万円、営業利益55百万円、経常利益56百万円、純利益37百万円であった。

 第2四半期業績予想に対する進捗率は、売上高50.4%、営業利益68.8%、経常利益71.8%、純利益75.5%と利益面での進捗率が高いことから、上方修正が期待できる。

 16年3月期通期業績予想は、売上高16億30百万円(前期比10.0%増)、営業利益2億20百万円(同6.9%増)、経常利益2億15百万円(同22.4%増)、純利益1億37百万円(同28.0%増)と2ケタ増収増益を見込む。

 7日の株価は、好業績を期待した買いが先行し、一時ストップ高を付けた。

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