オキサイドは3日前までの連日急落から持ち直す、世界最大規模の光学関連展示会に出展

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■業績予想を下方修正したが紫外線レーザは引き続き大きく伸びていると開示

 オキサイド<6521>(東証グロース)は1月19日、2日続伸基調となり、8%高の7670円(570円高)まで上げた後も堅調に推移し、3日前までの連日急落から持ち直している。19日付で、世界最大規模の光学関連展示会「米国Photonics West 2023」(1月31日から2月2日)に出展と発表しており、米欧諸国に向けた認知度拡大などに期待が強まったようだ。

 3日前までの急落は、1月13日に発表した業績予想の下方修正が主因となった。発表によると、海外から調達する一部部材に不具合が多発し、第3四半期における半導体事業の売上高は計画を下回り、計画の未達分すべてを第4四半期に上積み生産することは困難な状況にあり、今期計画していた売上高の一部は来期にずれる見込みとなった。ただ、紫外線レーザ需要は引き続き大きく伸びており、積み上がった受注残に早急に対処すべく、横浜事業所内にもクリーンルームを拡張するなど、社内生産能力の増強を進めているとし、期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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