【株式市場】日経平均は6円高、円安関連株が堅調で不動産、保険株もしっかり

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6411円94銭(6円71銭高)、TOPIXは1918.17ポイント(2.55ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億5748万株

 1月20日(金)前場の東京株式市場は、NY株続落の一方で為替は円安になったことなどを受け、トヨタ<7203>(東証プライム)は安く始まった直後に小高くなり、キヤノン<7751>(東証プライム)も次第に堅調転換。日本製鉄<5401>(東証プライム)は豪州の鉄鉱石の生産拡大報道などを受けて次第高となり高値を更新した。空運、海運、非鉄金属等もしっかり。日経平均は58円安で始まった後徐々に持ち直し、午前11時には66円96銭高(2万6472円19銭)まで上げ、前引けも小じっかりとなった。

 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>(東証プライム)が急伸しSMBC日興証券による投資判断開始など好感され、テモナ<3985>(東証プライム)は消費税インボイス導入によりサブスク(定額制)への需要拡大の可能性など言われ出直り拡大。チームスピリット<4397>(東証グロース)は主製品の機能拡充と投資判断の引き上げなどでストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億5748万株、売買代金は1兆1510億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1229銘柄、値下がり銘柄数は514銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉄鋼、空運、鉱業、海運、石油石炭、建設、不動産、保険、ガラス土石、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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