ミナトHDが急伸しストップ高、ROE15%以上などめざす「中期経営計画2027」に期待集中

■売上高は倍増、自己資本比率30%以上などを掲げる

 ミナトホールディングス(ミナトHD)<6862>(東証スタンダード)は1月27日、急伸し、午前9時30分にかけてストップ高の523円(80円高)で売買されたまま買い気配を続け、急伸商状となっている。26日の17時30分に「中期経営計画2027」(2023年3月期から27年3月期まで)を発表し、期待が集中した。最終年度の数値計画として、売上高480億円(22年3月期の245億円に対し95.2%増)などを掲げた。

 発表によると、計画では(1)既存事業領域のさらなる拡大、(2)新規事業領域への投資、(3)グローバル展開、の3つの重点テーマに基づき、当社のビジョンである「デジタルコンソーシアム構想」を実現し、2022年3月期対比での大幅な増収増益を目指す。また、女性管理職比率や外国人雇用者比率の目標を設定するなど、サステナビリティ経営についても積極的に取り組む。最終年度には、営業利益25億円(同7億円に対し219.2%増)、自己資本比率30%(22年3月期は25.2%)、ROE15%以上(業界平均11.5%)などをめざすとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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