【株式市場】NY株安く日経平均は軟調だが好業績株など強い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万712円03銭(12円53銭安)、TOPIXは1677.47ポイント(1.72ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億2123万株

チャート5 10日前場の東京株式市場は、夏季休暇本番で大きくポジションを動かす投資家が少ないとされ、前週末のNY株続落などを受けて様子見気分があり、KDDI<9433>(東1)が7日発表の四半期決算を好感して高いなど、個別物色の展開となった。日経平均は朝方の107円51銭安(2万617円05銭)を下値に持ち直したが弱もみ合い。構成銘柄の定時見直しが発表されたJPX日経400インデックスも軟調だった。

 中で、東レ<3402>(東1)日本バイリーン<3514>(東1)に対するTOB(株式公開買い付け)を好感して大幅続伸となり、日本バイリーンは買い気配のままストップ高。任天堂<7974>(東1)は7月下旬に発表した四半期決算などが引き続き好感されて続伸。イー・ガーディアン<6050>(東マ)は9月末に予定する株式分割などが再び材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は11億2123万株、売買代金は1兆2656億円。1部上場1889銘柄のうち、値上がり銘柄数は941銘柄、値下がり銘柄数は815銘柄となった。

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