投資判断をする上で欠かせないのが過去の相場のパターンや傾向を読み取る「テクニカル分析」と呼ばれるチャートを利用する方法です。チャートには「買いシグナル」や「売りシグナル」を示す足型があり、チャートからトレンドを読み取る上での重要な指標となります。
ただ足型が形成されたから「売り」「買い」とするのではなく、見方や利用法、テクニックを併用する事で更に足型分析の幅が広がり、見極めも可能になるでしょう。
寄り付き・引け値・高値・安値の4つの情報をローソク状の一本の図にしたもので、このローソク足を日ごとや週ごと、月ごとなどの確認する期間で並べたものがチャートとなります。チャートは株価の動きを一目で捉えられます。
・陽線/陰線:終値が始値より高いときを陽線、安いときを陰線と呼びます。・上ひげ/下ひげ:終値や始値よりも高値をつけると、「上ひげ」となります。逆に安値をつけると「下ひげ」となります。
[陽線] 終値が 値上り |
[陰線] 終値が 値下り |
[同時線] (十字線) 始値と終値が同じ |
[チャート] |
またその連続した複数のローソク足が形成する形を「足型」と呼びます。投資家はその足型を見て買いか売りかを判断しやすくなります。
例えば、この足型は【三空叩き込み】といい、下落相場で窓を開けながら陰線が続いた場合、底近辺であることを確認するという足型です。 |