■株式投資の基礎
[資産配分の基本]
株式投資を始める際に明確にしなければならないのは、株式投資の目的や、どれくらいの資産を運用に回してもよいのかという資産配分です。基本的には、生活費や老後の蓄えに関係のない余裕資金で運用することが鉄則で、「いのち金には手をつけるな」という格言もあります。一攫千金を狙ってすべての資産をつぎ込めば、取り返しのつかない損失を抱えてしまうことになりかねません。
資産配分の仕方は投資目的、運用可能な資産の状況、リスク許容度などによって異なってきます。大切なのは、ただ単に「株は儲かる」と聞いたから株式投資を始めるのではなく、自分の資産形成のプランを考えたうえで資産配分することです。