■銘柄選択の基礎
[株価は需給関係で決まる]
モノの値段というのは買いたい人(需要)と売りたい人(供給)が希望する値段と数が一致することで決まります。つまり価格というのは需要と供給の関係で決まるのです。
株価も同様です。その銘柄を買いたい人が増えると株価は上昇し、売りたい人が増えると下落します。たとえば新製品がヒットすると、その企業の売上や利益が伸びると期待して買いたい人が増えるため、株価は上昇しやすくなるのです。
株式市場にはさまざまな人が参加していますから、判断の仕方も思惑も実にさまざまです。そして買いたい気持ちや売りたい気持ちというのは、毎日ちょっとした状況の変化で変わるため、株価は毎日変動するのです。