■銘柄選択の基礎
[経済指標を活用]
景気は好況期、後退期、不況期、回復期、好況期と循環します。そして株価もこの循環に先行する形で、上昇と下降を繰り返す傾向が強いと言われています。
景気動向を判断するためには、各種の経済指標を参考にすることも必要です。したがって主要な経済指標の名称や簡単な見方を知っておくと参考になるでしょう。
代表的なものには国内総生産(GDP)、景気動向指数、日本銀行の企業短期経済観測調査(日銀短観)、鉱工業生産指数、機械受注などの指標があります。こうした代表的な経済指標は株式市場全体が注目しています。そして発表された数字が意外感の強いものなら、株価が大きく動く要因となります。