■銘柄選択の基礎
[業種別の特徴を活用]
株式市場の銘柄は業種、発行済み株式数、株価水準、収益力の優劣、収益に影響を与える要因など、さまざまな切り口でグループ分けされています。業種で分ければ電機、自動車、小売、金融などの分類です。
そして、それぞれのグループによって物色されるタイミングに特徴があり、相場のテーマやトレンドによって人気を集めるグループが変わってくるのです。
たとえば電機、精密、自動車など輸出比率の高い業種は輸出関連株と呼ばれ、株価は為替や米国の景気動向の影響を受けやすくなります。業種やグループごとの特徴を少し知っているだけでも、相場全体の流れや物色の方向性を探るのに役立ちます。