■テクニカル分析
[移動平均線]
移動平均線は、ある一定期間の株価の平均値をグラフ化したものです。ローソク足チャートと組み合わせて活用し、移動平均線が右肩上がりのときが上昇トレンド、右肩下がりのときが下降トレンドと判断します。
株価と移動平均線との位置関係も重要な判断材料となります。株価が移動平均線から離れすぎる(かい離しすぎる)と、株価が反転して移動平均線の水準まで戻る動きになりやすい習性を持っています。上昇トレンドのときには、株価と移動平均線が離れたり接近したりしながら上昇していくのです。
このように移動平均線を活用すれば、日々の株価の動きだけではつかめないトレンドをとらえるのに役立ちます。