☆株ロマン☆ 時々の話題を夫婦の会話でお届けします
■2010年の初夢相場!鳩山さんとオバマさんが握手し:妻と夫の株ロマン
■政権の支持率が重要ポイント
みなさん、新年、おめでとうございます。今年も、わたしたち夫婦の「とりとめのない話」に、お付き合いよろしくお願いします。あなたも、ちゃんと、ご挨拶なさいよ。
みなさん。新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年の株式マーケットは、幸先のよいスタートになりました。新しい財務大臣の菅さんの、「円安発言・お年玉」もありました。できれば、「1ドル・100円」なら、もっとビッグなお年玉でしたのに。ちょっと、けちりましたね。でも、今の経済状況なら、お年玉のあったことだけでも、よかったと思います。でも、どうして、お年玉を出す気になったのからしら。
予想以上にデフレが厳しいことがあると思う。政権が発足した当時は、「今の日本経済はデフレです」と、わざわざ、デフレを歓迎するような発言だった。為替についても、「円高を容認する」姿勢があった。円高効果で、物価が安くなることは、庶民の生活にプラスになるという、庶民派政党の思い込みがあったと思う。しかし、デフレが進むと、企業の業績が落ちて、従業員の給与は減るし、雇用だって回復するどころか、さらに人員削減の懸念が強まる。このままでは夏の参議院選挙では、とくに、浮動票を獲得することは難しくなると判断したと思う。財務大臣の交代は政策変更をアナウンスする好機だった、ということだろう。
だけど、「日本は円安を歓迎」、といっても相手のあることでしょ。円安を反対側から覗けば,”ドル高”でしょ。昨年、オバマさんが海外を訪問した時は、「ドル安はアメリカの国益にかなう」、と発言されていました。アメリカ景気が本格回復の軌道に乗るかどうか微妙な時に、ドル高を容認するかしら。
2つのことが考えられるだろうね。1つは、アメリカとしては、極端なドル高・円安は困る。しかし、少しくらいなら、アメリカから鳩山政権にお年玉を上げてもいいと。この意を受けて、菅財務大臣の口から1ドル・90円台半ばくらいを希望、という言葉がでてきたとも思える。もうひとつは、アメリカ側が日本から、なんらかの見返りの約束を取り付けた、とみることもできる。
どんな約束ですか。
今の時期に考えられるのは、「普天間基地移転」問題以外には考えられない。当然、辺野古沖で決めるということではないだろうか。
それにしては、「1ドル・90円台半ば」ていどと、お年玉としては少ないのではありませんか。
アメリカとしては、もともと辺野古で決まっていたことだ、という思いがある。それでも、鳩山さんも、たいへんだろうから、少し応援しようということだろう。
1ドル・90円台半ばなら、日経平均はどのていどになりますか。
1ドル・84円まで円高が進んだ局面で、日経平均は11月27日に9076円まで下げた。民主党が選挙で勝利した8月31日の1万767円から、この間の下げは1691円。下げた分を上に、「倍返し」で計算すれば1万2458円。かなり乱暴だけど、人気の裏返しということで言えば、そのくらいは見込んでもよいと思われるよ。
政策が、「円高」から「円安」へ政策変更ですから、実現するかもしれませんね。しかし、気になるのは庶民の見方が、「政策がころころ変わる政権」、ということになりませんか。
それはあるね。支持率がどうなるかが、たいへん重要になってくる。つい最近、報道各社が支持率調査をやったところだから、当面は空白の時間帯だろう。恐らく、国会の審議の行方を見る形で次の支持率調査が行われるだろう。多分、2月上旬くらいと思われる。その時に支持率がどうなっているか、かなり重要になってくるだろうね。
■今の相場はプロとプロの騙しあい
前回の大手新聞の調査では、民主党支持率の高い層は、私のような女性高齢者でした。若い女性層の支持率は、それほど高くないと思いましたわ。
そうだったね。そのためか、最近、聞こえてくるのは、若いタレントタイプの女性を募集しているらしい。このあたりのことを意識しているのかもしれない。
仮に、次の調査で内閣支持率が、さらに下がったらどうなるの。
もしも40%を切るようなことになれば鳩山総理は責任上、辞任も考えられる。当然、「普天間問題」も絡んでくる。普天間の方向次第では連立の維持も難しくなる可能性が出てくる。その場合は、鳩山総理がオバマ大統領に言った、「私を信じてください」を実行することも絡めて、普天間問題の決着と同時に辞任という形をとることも予想される。鳩山さんとオバマさんが握手している姿。これが、僕の今年の初夢だった。
先に行くほど、政局は波乱ですね。当面、「相場は1月中が勝負」ということですか。
油断しないほうがいい。このところ、上げのピッチも速いから気をつけたほうがいい。とくに、今の相場は、マージャンで言えば、牌を指先で触れただけで、牌の種類が分かるプロ同士が中心の相場なんだ。マージャン牌を、いちいち、並べ変えて、考えているような素人ではプロには勝てない。今は、プロとプロが騙しあいになっている、つまり、手持ち株を残したくない駆け引きになっている。そんなプロの中で、個人は無理をしないほうがいい。
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