■セキュリティサービス事業が成長の軸

第1四半期連結業績は、10日に発表されているように、売上高20億2100万円(前年同期比7.9%増)、営業利益2億6000万円(同5.0%減)、経常利益2億6500万円(同6.8%減)、純利益1億3300万円(同12.8%減)と増収ながら減益となっている。
売上高は、4半期ベースでは過去最高で初めて20億円を突破している。しかし、ホスティングサービス事業の営業費が増加したうえに、セキュリティサービス事業の多言語化で人員が増加し、ソリューションサービス事業で子会社2社が増えたことで、販売管理費も9億8400万円(同19.2%増)となったことで営業利益以下が減益となった。
セグメント別の売上高は、ホスティングサービス事業15億3000万円(同0.5%減)と前期第4四半期から低価格サービスの提供を開始したことと昨年第1四半期よりOEM大口顧客の解約が影響している。
セキュリティサービス事業は3億9300万円(同18.9%増)と販売代理店戦略が奏功し、各拠点とも好調に伸びている。
ソリューションサービス事業は1億1500万円(同500.1%増)と新たに2社が連結対象となったことにより売上増となっている。
一方、販売費および一般管理費は、9億8400万円(同19.2%増)となっている。その主な要因は、人件費4億9500万円(同14.0%増)、営業費1億6100万円(同52.1%増)、支払手数料7700万円(同19.8%増)等が挙げられる。
■ホスティングサービス事業は、高価格・高付加価値商材に注力する一方、低価格帯のサービスも強化し、契約件数を伸ばす計画
今期の事業別の方針を見ると、まず、ホスティングサービス事業は、高価格・高付加価値商材である専用・マネージドホスティングサービスに注力する。一方、低価格帯のサービスも強化し、契約件数を伸ばし規模の拡大を図る。
セキュリティサービス事業は、地理的な拡大、販路の拡大、利用用途の提案を挙げている。地理的な拡大では、シンガポール法人を設立し、第3四半期から営業の開始を計画している。販路拡大策としては、ホスティングサービス用ソフトウェアと電子認証システム連携することで、コントロールパネルとシステム連携が可能となる。また、利用用途の提案としては、クライアント証明書、PDF文書署名用証明書の用途提案を積極的に行なっている。
セキュリティサービス事業のSSLサーバー証明書の第1四半期の発行枚数は、日本6471枚、海外1万892枚と過去最高の枚数である。海外の発行枚数、日本発行枚数共に順調に伸びている。代理店数も伸びている、日本636社、海外1501社で合わせて2137社と前年の第4四半期より133社増となっている。
ソリューションサービス事業は、WEBコンサルティング、オフィスコンサルティング、スピード翻訳サービスを行っている。
今通期業績予想は、売上高84億2300万円(前期比10.9%増)、営業利益12億6300万円(同10.7%増)、経常利益12億6300万円(同8.9%増)、純利益6億7600万円(同10.2%増)と増収増益を見込んでいる。
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