2009年10月26日

環境対応技術をアピール

 「東京モーターショー2009」が開幕した。世界的な景気低迷や日本の自動車市場縮小の影響で、独フォルクスワーゲンなど海外の主要な乗用車メーカーが出展を見送り、出展社数で見れば過去最小規模での開催となった。

 また、出展している自動車・自動車部品メーカーは揃って、ハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)、電気自動車(EV)、燃費性能向上など、次世代に向けた環境対応技術をアピールしている。従来のようなコンセプトカーの話題性は薄れ、今回の「東京モーターショー2009」の特徴は「環境対応」の一点と言えるだろう。ただしHV中心、EV中心、フルラインアップ、既存のガソリンエンジン車の燃費性能向上など、各社のコア戦略はさまざまである。

●東京モーターショー関連銘柄特集

目 次 記 事
東京モーターショー関連銘柄特集(1) 環境対応技術を世界にアピール!
東京モーターショー関連銘柄特集(2) 燃費性能向上などコア戦略は多彩
東京モーターショー関連銘柄特集(3) 素材・部品メーカーに注目!
東京モーターショー関連銘柄特集(4) リチウムイオン電池分野の主役!
東京モーターショー関連銘柄特集(5) 電池事業拡大へ向かう三洋電機