カテゴリー:どう見るこの相場
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日経平均株価は、3日間で705円上げ、3日間で2070円下げ、前週末14日には636円高とリバウンドするなど5月相場は、上に下へと忙しい。本来ならこの時期は、3月期決算会社の業績発表に反応して業績相場が展開されるはず…
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■「金曜日の引けピン」、「金曜日の後場高」の相場ジンクス
「金曜日の引けピン」、「金曜日の後場高」である。これは、兜町では、週末休みを控える金曜日の大引けギリギリまで買いが勢いを増していることから、翌週も相場が…
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■ウイズGWもアフターGWも「安・近・単」のアウトドア株で風待ちスタンス
バブル経済崩壊後のゴールデンウイーク(GW)の過ごし方、レジャーのキーワードといえば「安・近・短」であった。底なし沼の構造不況のなかで、…
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今週こそ日本株は、米国株にキャッチアップできるだろうか?米国市場では、前週末16日にダウ工業株30種平均(NYダウ)とS&P500株価指数が、連日の最高値更新となり、ナスダック総合株価指数も、10年物国債利回りがやや…
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ようやく新年度モードとなるかもしれない。日経平均株価は、4月の新年度入り後に3万円の大台に突っ掛けては撃退され売買代金も縮小気味だったが、上値にトライする4月入りの新年度らしい投資マインドになりそうだ。前週末9日に米国の…
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間違いなく「バイデン・ラリー」だろう。国内投資家の目は、永田町や兜町を素通りである。視線の先にあるのはホワイトハウスであり、ウオールストリートである。なかでもバイデン大統領が、3月31日にペンシルベニア州ピッツバーグで発…
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日経平均株価は、3月24日まで4日続落して1811円も下げたが、その後の前週末24日、26日の2日間で771円高と反発、急落幅の4割超を取り戻し2万9000円台を回復した。米国のダウ工業株30種平均(NYダウ)に至っては…
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最近のトレンドは、格差拡大や勝ち組・負け組化などの二極化現象を「K字型」と呼ぶようである。アルファベットの「K」の横線2本の傾きが、富裕層がますます富み、貧困層がますます困窮し、競争優位企業が競争劣位を駆逐する方向性をビ…
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相場都々逸の『売れば二上がり 買や三下がり、切ってしまえば本調子』を口ごもり、自嘲的に嘆いておられる投資家が少なくないのでないだろうか?いつものことながら、相場はどうも投資家の思いとは逆、逆に動くようだからだ。足元では…
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「肉は腐る前が一番うまい」とベテラン証券マンが言い交わし頷き合ったものだ。昔も昔、日本が債権大国の大金持ちになる以前の話である。当時の日本では、好景気が続いて原材料輸入が急増し貿易収支が赤字となって外貨準備高が底をつく…
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相場格言の「天井三日 底百日」が浮かび、瞬間的に頭が真っ白になった投資家も少なくなかったのではないだろうか?日経平均株価が、前週末26日に1202円安と安値引けして2万9000円台も割ってしまった。今年2月15日に3…
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10万円と3万円――――この社会的なインパクトはどのくらいのものだろうか?ファーストリテイリング<9983>(東1)の株価は、今年2月16日に10万円台に乗せ、上場来高値を更新した。一方、日経平均株価も、その前日の15…
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きょうも天気だ株価が高い――――まことに喜ばしい限りの2週間だった。2月1日から3月期決算会社の第3四半期(3Q)業績の発表が本格化し、上方修正銘柄のオンパレードとなって決算プレーが続き業績相場が強まったためだ。日経平…
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■正統派「アフター・コロナ」株にSPA株の対抗馬に名乗りのSPF関連株が浮上
10都道府県への緊急事態宣言が、一カ月も延長されたのだからまだ新型コロナ感染症の新規感染者と重症者、死者を減少させ医療崩壊を食い止める「ウイ…
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米国の個人投資家のいわゆる「ロビンフッダー」が、またまた存在感を発揮しているようである。各メディアが種々報道している。それによると、「ロビンフッダー」は、ヘッジファンドが売り込んだ新興市場株に対してオンライン掲示板「…
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複線と単線、合わせ技と一本狙いの違いがあるようだ。菅内閣の新型コロナウイルス感染症への感染対策である。昨年4月の緊急事態宣言発出前後は、小中高の全国一斉休校、一律10万円の現金給付、アベノマスクの配布などが相次いで表明…
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6勝5敗1分けであった。すでに旧聞に属するが、前週の3連休明け12日に今期業績の上方修正を発表した12銘柄の13日の騰落状況である。この日から2月期決算会社に続き3月期決算会社の第3四半期業績の発表が、スタートすること…
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新年早々、デジャブ(既視感)相場である。遠い記憶からかつて出会った相場シーン、株価フィーバーが甦るような感覚に捉えられた。住友金属鉱山<5713>(東1)の急騰は、あの菱刈鉱山相場を彷彿とさせるし、日立造船<7004>…
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2021年相場のベーステーマは、地球環境や人類社会に累積している債務超過をどう解消するか、解消できないまでも解消の道筋をどうつけられるかだろう。人類の現在の立ち位置が、産業革命以来の環境破壊によって「パンドラの函」を開…
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波乱の2020年相場が、きょう28日を含めてあと3日で幕を閉じる。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)で暴落した日経平均株価が、その安値から1万円超高、6割超高し株式フィーバーを満喫する1年となった…
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「上値が重い」のか、それとも「下値が固い」のか相場に聞き耳をそばたてている投資家は多いに違いない。IPO(新規株式公開)祭り」の神輿を担いで意気盛んなIPOマニアはいざしらず、オーソドックスな投資家は、年内撤収の買いポ…
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東京市場は、米国のニューヨーク(NY)市場のコピー市場といわれ続けきた。株価の高安、銘柄物色の方向性なですべてNY市場の後追いとなっている。外国人投資家が、最大の需要主体として先物取引、現物株取引とも売り越しか買い越し…
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投資家は、「音楽が鳴っている間は踊り続けなければならない」からつらい。まるで「フーテンの寅さん」並みだ。米国の株価指数が揃って史上最高値を更新し、日経平均株価が29年7カ月ぶりの高値まで買い進まれており、上昇スピード…
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相場センチメントが、明らかに変わりつつあるのかもしれない。11月24日に米国のダウ工業株30種平均(NYダウ)が、3万ドルの大々台に乗せ史上最高値更新ともなれば、日銀の黒田東彦総裁ではないが、リスクプレミム・マインド…
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厳しく兜町流にいうなら後追いである。その最悪形は、天井で飛び付き買いをしてハシゴを外され、底値を売って踏まされる大目論見外れで、曲がり屋の最たるものとなる。まるでこの後追いにみえるのが、菅偉義首相と政府対策本部、分科会…
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何だかややこしいことになってきた。米国の大統領選挙を通過し、米国製薬大手のファイザーが、画期的な新型コロナウイルスのワクチンを開発し、前週末13日の米国のダウ工業株30種平均(NYダウ)は、今年2月につけた史上最高値に…
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11月相場がスタートし、年内相場も残り2カ月と押し詰まってきた。この2カ月、どのようなパフォーマンスでフィニッシュとなるか大いに気になるところである。足元の明るいうちに何とか無事に年を越させて欲しいと慎ましやかに望ん…
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「それほど悪くない」というマーケット・コメントを聞く機会が増えた。足元で業績を上方修正する銘柄が散見されるためで、このコメントを体現した典型例が、NOK<7240>(東1)である。同社株は、10月21日に今3月期業績…
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「もうはまだなり まだはもうなり」と相場格言は教えている。相場が、大天井や大底を形成する際の市場センチメントと投資家マインドの綾を浮き彫りにしたものだ。しかし、きょうの週明け以降、国内、海外でビッグ・イベントが目白押し…
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「昔リート、今テレワーク」である。不動産市況とそれを変動させる需給要因を関連付けるキャッチ・フレーズだ。かつてバブル経済が破綻し「土地神話」が崩壊した時に、救世主として登場したのは不動産投資信託(REIT、リート)であ…
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