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カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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【小倉正男の経済コラム】古民家ビジネス 買い手は海外勢、「ヴィンテージ」を評価
■ローカルからグルーバルに発信 京丹波町、京都府のほぼ真ん中に位置し里山が広がっている。福知山市などと並んで「森の京都」といわれている地域である。人口は1万2000人強、以前は1万5000人が住んでいた。人口減… -
【小倉正男の経済コラム】スティーブ・ジョブズ「良いモノを高く」という系譜
■時価総額NO・1企業として君臨 「GAFAM」、グーグル、アマゾン、フェイスブック(現メタ)、アップル、マイクロソフトという蒼々たる現代テクノロジー企業を指す言葉である。なかでもアップルは、時価総額ランキング… -
【小倉正男の経済コラム】「クリスピースパイス ペパー」新感覚の食べるスパイス
■ブラックペパーの辛みを抑えて何度も試作 新型コロナ感染症が中国・武漢で発症したのは2019年後半である。19年11月末にある菓子製品の包装関連企業大阪本社に取材していたら「上海工場が稼働できていない」という話… -
【小倉正男の経済コラム】アップル「よいモノを高く」という頑固な信念
■景気後退と無縁ではなかった アップル、マイクロソフト、メタ(旧フェイスブック)などの2022年10~12月決算は揃って純利益で減益となった。新型コロナの影響に加えてウクライナ戦争、インフレ、利上げなどが影響し… -
【小倉正男の経済コラム】イノベーションなければ「いいモノを安く」は無意味
■「名古屋企業」の元祖ノリタケ 2000年代前半は、いわば「失われた30年」のどん底を極めた時期である。不動産バブル崩壊により大銀行が膨大な不良債権を抱えて青息吐息、財閥などの垣根を超えて金融再編成が進行した。… -
【小倉正男の経済コラム】世界経済 不透明感が強く日本も波乱要因
■米国はインフレが沈静化の兆し 米国のインフレ動向だが、ようやく何とか沈静化の兆しをみせている。2022年12月の消費者物価指数は6.5%増(前年同月比)。6.5%アップの消費者物価で沈静化の兆しというのは、少… -
【小倉正男の経済コラム】中国「ゼロコロナ緩和」 輸出・輸入が大幅縮小の異常
■「ゼロコロナ緩和」への豹変 中国は、頑固なまでゼロコロナを進めてきたが「ゼロコロナ緩和」に豹変した。突然、手のひらを返したわけだが、大義名分は「オミクロンの病原性低下」(孫春蘭副首相)というのみである。 … -
【小倉正男の経済コラム】中国・バブル崩壊 生産者物価がマイナスに転落
■「習近平下台」ゼロコロナへの反乱 「ワールドカップ」で世界はサッカーに“発狂”している。そうしたお祭は嫌いではない。その喧噪にややかき消されているが、中国が大変なことになっている。 ゼロコロナに反発し… -
【小倉正男の経済コラム】米国 大幅利上げで景況悪化だが強い消費
■ようやく消費者物価、卸売物価とも低下 米国の消費者物価指数(CPI)だが、10月は前年同月比7.7%増(事前予想8.0%増)と伸び率を鈍化させている。10月の卸売物価指数(PPI=生産者物価指数)も前年同月比… -
【小倉正男の経済コラム】米国 インフレにも経済の厚みと凄み
■インフレは徐々に緩和の兆し 米国の中間選挙では、バイデンVSトランプにばかり焦点が当てられている感がある。「バイデン大統領は大きく負けたわけではないからむしろ勝利だ」「トランプ前大統領は不正選挙だと周囲に怒鳴…